旅する両替手帳 — Field Notes on Travel Currency Exchange
桃園空港ターミナルのウェルカム壁画と台湾黒熊キャラクター。TAOYUAN AIRPORT の文字
台湾・空港 / Taoyuan Int'l Airport · TPE TAOYUAN AIRPORT · 桃園空港

桃園国際空港

銀行レートは全国一律
だから空港で換えても損しない、が台湾の特別ルール。

レート 2026-06-11

公開 2026-05-16

Parent area

台湾の両替

Today's best rate

1,886元/万円

台湾銀行

なぜ桃園空港のレートは「こんなに損しない」のか

桃園空港ターミナルのウェルカム壁画と台湾黒熊キャラクター。TAOYUAN AIRPORT の文字
台湾桃園国際空港桃園国際空港のウェルカムエリア。到着してすぐに両替を完了させてしまえる環境が整っている。

多くの国では「現地空港の両替はレートが悪い」という構図が一般的ですが、台湾はそのパターンに当てはまりません

台湾の銀行レート(台湾銀行・兆豊銀行・中華郵政)は 全国で一律。空港支店でも市内支店でも、レートの差はありません。つまり「市内に出てから両替しよう」という行動に、台湾では金銭的なメリットがほぼないのです。

むしろ桃園空港には明確な優位点があります。24時間稼働する自動両替機が設置されており、手数料は 0。有人窓口で換えると 1 回 30TWD の手数料がかかりますが、自動機ならかかりません。到着して荷物を受け取ったら、そのまま空港内で両替を終わらせてしまうのが最もシンプルな選択肢です。

Conclusion

3行で言うと、こう。

  • 空港で換えてもレートは市内と同じ。台湾銀行・兆豊銀行は全国一律
  • 自動両替機は手数料0、有人窓口は1回30TWD。同じレートなら自動機を選ぶ
  • 深夜・早朝は制限エリアの台湾銀行だけが24時間対応。到着ロビーに出る前に換える

RATE COMPARISON

レート比較表

台湾銀行のレートを、全国展開大手(Travelex・三菱UFJ ワールドカレンシーなど)や日本の空港の両替店 と並べた表です。「なぜ日本側でまとめて換えないほうがよいか」がひと目でわかります。台湾国内の選択肢(銀行・郵政)どうしは誤差レベルの差しかありません。

主要ロケーション 比較

レート 2026-06-11 12:24

Real rate comparison

店舗 1万円→元 評価
台湾銀行 1,886元 😊
兆豊銀行 1,887元 😊
中華郵政 1,882元 😊
成田空港(GPA・成田空港直営両替) 1,795元 😩
羽田空港(日本空港ビルデング外貨両替所) 1,795元 😩
関西空港直営両替 1,795元 😩

50,000円シミュレーション

桃園空港(台湾の主要銀行)と成田空港の両替店の差は 5 万円換算で約 2,500 円(約 490 NT$ 相当・夜市の食事数回ぶん)。全国展開大手も同水準で、5 万円換算で 約 2,400〜3,000 円 不利になります。一方、台湾銀行・兆豊銀行・中華郵政の差は 数十円程度「日本側の空港・全国展開大手でまとめて換えない」だけでほぼ最良値に近づきます

Best

9,435

兆豊銀行

Worst

8,973

成田空港(GPA・成田空港直営両替)

STORE COMPARISON

桃園空港 各銀行の比較

桃園空港の兆豊銀行 Currency Exchange カウンターに旅行客が並ぶ様子
台湾桃園国際空港桃園空港の兆豊銀行両替店。日中の到着便では行列ができることも。自動両替機が並ぶ場合はそちらが手数料0でおすすめ。

桃園空港には第1・第2の2つのターミナルがあります。日本からの便はターミナルで分かれており、着いたターミナルで両替を完結できます。

★ RECOMMENDED

台湾銀行 外貨自動両替機

24h · 手数料0

最も簡単な選択肢。レートは有人窓口と同じで、手数料が 0 なので実質的に有利。日本語表示にも対応しており、パスポートをスキャンするだけで簡単に操作できます。24 時間稼働しているため、深夜・早朝便でも問題なし(ただし深夜は到着ロビーの設置台数が少ないため、制限エリアの台湾銀行窓口が補助になります)。

設置場所
T1・T2 どちらも到着ロビーに設置
手数料
なし(有人窓口は1回30TWD)
操作
パスポートスキャン→通貨選択→紙幣投入
レート
1,886元/万円
兆豊銀行のCURRENCY EXCHANGE / ATM自助機キオスク
台湾桃園国際空港・到着ロビー桃園空港の自動両替機キオスク。日本語表示にも対応し、パスポートをスキャンするだけで操作できる。深夜・早朝便でも24時間使える。

◎ 制限エリア 24h

台湾銀行(Bank of Taiwan)有人窓口

制限エリア 24時間 / 到着ロビー 10:00〜22:30

桃園空港の心臓部。制限エリアの台湾銀行窓口は24時間稼働で、深夜・早朝便でも対応可能です。荷物を受け取って到着ロビーに出てしまうと制限エリアに戻れないため、深夜便で到着する方は荷物前に立ち寄るか、到着ロビーの自動機を使うかを事前に決めておきましょう。

営業時間
制限エリア 24h / T2到着ロビー 10:00〜22:30
手数料
1回 30TWD(約140円)
場所
T1・T2 制限エリア(荷物受取前)と到着ロビー
レート
1,886元/万円
台湾兆豊銀行の空港両替カウンターとATM。多言語サインが並ぶ
台湾桃園国際空港・T1到着ロビー桃園空港の兆豊銀行カウンターとATMの並び。レートは台湾銀行と誤差レベルで、行列の短い方を選べば問題ない。

○ T1のみ・日中

兆豊銀行(Mega Bank)

T1 6:00〜21:30

台湾銀行と並ぶ銀行の両替店。レートは台湾銀行と誤差レベルなので、行列の短い方を選んで問題ありません。有人窓口は1回30TWDの手数料がかかるため、同じ場所に自動機がある場合はそちらを優先してください。T2には兆豊銀行は入っておらず、台湾銀行のみです。

営業時間
T1: 6:00〜21:30 / T2: 設置なし
手数料
1回 30TWD(約140円)
場所
T1 到着ロビー
レート
1,887元/万円

ESCAPE ROUTES

市内に出る3つの選択肢

桃園空港到着ロビー、フライト掲示板と荷物カートを押す旅行者
台湾桃園国際空港・到着ロビー桃園空港の到着ロビー。両替を済ませたら、空港 MRT で台北駅まで35分・高鐵で40分・タクシーで45分の動線が控える。

「桃園空港で換え忘れた」「待ち時間が長いので市内で動きたい」というケースの動線です。

  1. 01

    ① 高鐵(台湾新幹線)で台北駅まで40分

    桃園空港 → 桃園高鐵駅 → 台北駅で約40分。空港 MRT と接続しており、IC カードで乗車可能です。台北駅構内には中華郵政(土曜午前可)があるので、銀行が閉まる時間帯の動線として有効です。

  2. 02

    ② 空港 MRT 直通で台北駅まで35分

    桃園機場捷運(空港 MRT 直達車) で台北駅まで35分。150NT$。現金がなくても EasyCard・iPass でも乗車可能で、市内で換えてからの行動につなげられます。

  3. 03

    ③ タクシー・空港バスで市街地直行

    タクシーは台北市街まで約1,300NT$(45分)、空港バスは135NT$前後(60分)。現金が無くてもクレカ対応の便も多いので、両替を後回しにして直接ホテルまで行く選択肢もあります。

桃園空港を回避する賢い方法

桃園空港で換えるのは「許容できる選択」ですが、「もっとレートを良くしたい」「自動両替機の行列を避けたい」という方向けの選択肢です。

Alternative · For pre-departure prep

外貨両替ドルユーロ

現地の台湾銀行より少し高いが同等帯のレートで、出発前に外貨両替ドルユーロで TWD を郵送調達しておく方法があります。全国展開大手や日本側空港の両替店と比べて明確に有利(5 万円換算で 約 2,400〜3,000 円 差)。空港の両替店に並ぶ手間が無くなり、到着後すぐホテルへ向かえる時間効率が魅力です。

Alternative · For frequent travelers

Wise デビットカード

台湾の MRT 駅・コンビニ・百貨店の ATM で Wise デビットカードを使えば、為替市場の中値に近いレートで TWD を引き出せます。空港の両替店の30TWD 手数料も発生しません。ATM 手数料無料枠は公式サイトで最新情報を確認。

Warning

制限エリアを出ると戻れない

桃園空港では 制限エリア(手荷物受取前)に台湾銀行の24時間店舗があります。荷物を受け取って到着ロビーに出てしまうと、この店舗には戻れません。深夜・早朝の到着で到着ロビーの店舗が閉まっている場合は、荷物を取る前に制限エリアの台湾銀行で換えるか、到着ロビーの外貨両替機を使うかをあらかじめ決めておくと迷いません。

Warning

T1とT2を間違えないように

桃園空港のT1とT2は シャトルバスで約10〜15分かかります。LCC(ピーチ・ジェットスター等)はT1、JAL・ANA・チャイナエア・エバーはT2が基本です。航空会社の案内を事前に確認しておけば当日迷いません。T2には兆豊銀行の到着ロビー窓口がないため、台湾銀行の窓口か自動両替機を利用してください。

FAQ

よくある質問

Q1.深夜2時に到着、両替できますか? +
A.

できます。制限エリアの台湾銀行は24時間営業しており、T1・T2 どちらにも設置されています。荷物を受け取って到着ロビーに出てしまうと制限エリアに戻れませんが、到着ロビーの 外貨両替機(自動機)も24時間稼働しているため、出た後でも問題ありません。深夜は有人窓口が閉まっていても、自動機があれば対応できます。

Q2.自動両替機と有人窓口、どちらが得ですか? +
A.

レートは同じ、手数料は自動機が0・有人窓口が1回30TWD(約140円) なので、自動機が得です。日本語表示があり操作は簡単です。複数人でまとめて換える場合も、自動機なら人数分の窓口手数料を節約できます。

Q3.台湾銀行と兆豊銀行、どちらで換えるべきですか? +
A.

どちらでも大差ありません。レートは誤差レベルで、選ぶ基準は「行列が短いか」「自動機があるか」の2点のみです。T2には兆豊銀行の到着ロビー窓口がないため、T2到着の方は台湾銀行か自動機を使ってください。

Q4.市内でも両替できますか?わざわざ空港でしなくていいですか? +
A.

市内でも台湾銀行・兆豊銀行の支店で両替できますが、レートは空港と同じです。ただし市内の銀行は平日9:00〜15:30のみで、土日祝は閉店します。追加両替の機会を逃すリスクを考えると、到着時に必要量をまとめて空港で換えてしまうのが最もストレスがありません。

Q5.パスポートは必要ですか? +
A.

自動両替機・有人窓口ともにパスポート原本が必須です。コピーや写真は不可。台湾では金額を問わず両替にパスポートが必要で、これは市内の銀行・郵便局でも共通のルールです。パスポートをすぐ取り出せるように、機内持ち込みバッグに入れておくことをおすすめします。

Q6.到着後に市内のATMで引き出す方法はありますか? +
A.

Wise デビットカード を持っていれば、台湾の提携ATMで台湾ドルを引き出せます。ただし台湾はそもそもカード決済が使えない店が多い国なので、現金をある程度まとめて準備しておく 方が現地での心理的負担が少なくなります。空港での両替を主軸に、Wise は補助として持つ使い方が現実的です。

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