旅する両替手帳 — Field Notes on Travel Currency Exchange
チャンギ空港のUOB両替店と旅行客
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シンガポールの両替

市内ホテル両替だけは避ける
あとは市内主要エリアかチャンギ空港のどちらでも、世界的に見て上位水準です。

レート 2026-06-10

公開 2026-05-22

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両替ガイド トップ

Today's best rate

80ドル/万円

Arcade Money Changers(ラッフルズプレイス)

シンガポールの両替はまず「市内ホテル両替」を外すところから

チャンギ空港の UOB 両替店。「0% Commission」の案内と利用客
シンガポール・チャンギ空港チャンギ空港の UOB 両替店。空港でもチャンギは比較的レートが良く、到着直後に換えやすい。
ラッフルズプレイス「THE ARCADE」入口外観と歩道を行き交う人波
シンガポール・ラッフルズプレイスラッフルズプレイスの THE ARCADE。両替店が密集する金融街の集積ビルで、平日昼は地元客と観光客で賑わう。

シンガポールの両替は、覚えることがあまり多くありません。市内の主要4エリア(ラッフルズプレイス・チャイナタウン・オーチャード・リトルインディア)と、チャンギ空港。このどれかで換えれば、全国展開大手(Travelex・三菱UFJ ワールドカレンシーなど)や日本側空港の両替店と比べて、明確に良いレートが取れます。

シンガポールが他のアジア諸国と少し違うのは、チャンギ空港の両替店も市街地に近いレートで換えられる 点です。韓国の仁川や香港の HKG とは構造が違い、市内最良との差は1万円あたり約 2 SGD(5 万円換算で約 1,200 円)。「市内に出てから換える」を必ずしも頑張らなくていい国です。

ただし 市内ホテルの両替店 は別物で、手数料が 5〜17.5% という水準。5 万円を換えると数千円規模の差が出ます。マリーナベイサンズ内の両替店も同じく避ける のが基本。それ以外なら、滞在地と曜日に合わせて選べば大きく外しません。

Conclusion

3行で言うと、こう。

  • 市内ホテル両替・マリーナベイサンズ内は避ける。手数料5〜17.5%で他エリアとの差が大きい
  • 市内最良は ラッフルズプレイスのアーケード(平日18時まで)
  • 土日・深夜便なら チャイナタウン(土日も営業)チャンギ空港(24時間)で十分

RATE COMPARISON

シンガポールの両替レート 一覧

主要エリア・空港・日本側を並べた一覧です。市内(ラッフルズ)・空港(UOB)・日本側がそれぞれどう離れているか を確認するための表として見てください。市内最良 vs チャンギの差は1万円あたり約 2 SGD(5 万円換算で約 1,200 円)と、空港両替としては抑えられた範囲です。

主要ロケーション 比較

レート 2026-06-10 12:21

Real rate comparison

店舗 1万円→ドル 評価
Arcade Money Changers(ラッフルズプレイス) 80.3ドル 🤩
Zero Ex(ラッフルズプレイス) 80.3ドル 🤩
UOB 銀行(チャンギ空港・市内) 78.4ドル 😄
成田空港(GPA・成田空港直営両替) 75.4ドル 😕
関西空港直営両替 75.0ドル 😕

50,000円シミュレーション

ラッフルズ(市内最良)と関空の両替店で 5 万円換算で約 3,400 円(約 27 SGD 相当) の差。一方、ラッフルズ vs チャンギ空港は 5 万円で約 1,200 円(約 9〜10 SGD 相当) の差です。「市内ホテル両替を避ける+日本で大きく換えない」だけで、世界的に見て上位水準のレートに近づきます

Best

402

Arcade Money Changers(ラッフルズプレイス)

Worst

375

関西空港直営両替

シンガポールのおすすめ両替方法

シンガポール・オーチャードの両替店集積ビル「LUCKY PLAZA」外観と街路の植栽
シンガポール・オーチャードオーチャードの LUCKY PLAZA。シンガポール主要4エリアのひとつで、ビル内に複数の両替店が集積している。

シンガポールでは 「いつ・どこで」 で経路がほぼ決まります。出発前から到着後までで整理します。

1. 出発前に準備するなら

「現地で時間を取りたくない」「到着後すぐ動きたい」という方は、日本にいるうちに準備しておくのが楽です。

主な選択肢は 外貨両替ドルユーロ(郵送両替)Wise デビットカード。前者は出発前にオンライン申込みで自宅にシンガポールドル現金が届き、レートはチャンギ空港とほぼ同等。後者は現地 ATM で引き出せて決済もでき、シンガポールはキャッシュレス対応店も多いので相性が良い国です。

なお、成田・関空など日本側空港の両替店は不利 で、ラッフルズと比べて1万円あたり約 4〜5 SGD(5 万円換算で約 2,300〜3,400 円)の差があります。日本側で換えるなら郵送両替か Wise が現実的です。

Alternative · For pre-departure prep

外貨両替ドルユーロ

出発前に手元に SGD 現金を用意しておきたい派。チャンギ空港と同等のレート で自宅に届きます。出発1週間前までに申し込むのが目安。

Alternative · For frequent travelers

Wise デビットカード

カード決済と ATM 引出しを組み合わせたい派。シンガポールはキャッシュレス対応がそれなりに進んでおり、Wise との相性は良好。手数料無料枠や ATM 利用条件は時期で変わるので、最新の公式情報で確認を。

2. 平日18時前に到着するなら

シンガポール市内で最良なのは ラッフルズプレイス(The Arcade)。10店舗以上の両替商が密集する激戦区で、Arcade Money ChangersZero Ex が定番です。手数料 0% 前後、レートは世界的に見てもトップクラス。

注意点は 平日 9:00〜18:00 のみ・土日休 という営業時間。ビジネス街の中心 なので、土日や夜は完全に閉まります。平日昼に到着・滞在できる場合のベストチョイスです。

3. 土日・夜・深夜便で到着するなら

ラッフルズが閉まる時間帯なら、チャイナタウンチャンギ空港 が現実解です。

チャイナタウン はラッフルズより1万円あたり約 0.2 SGD 落ちる程度で、土日も毎日営業。市内中心部にありアクセスも良いので、ラッフルズの代替として最も使いやすい選択肢です。

チャンギ空港 の両替店は 24時間営業 で、UOB・ChangiFX・Travelex などが出店。ラッフルズより1万円あたり約 2 SGD(5 万円換算で約 1,200 円)の差ですが、全国展開大手や日本側空港の両替店と比べれば空港両替としては明確に有利。到着便が深夜便で、ホテルが空港に近い 場合などは、空港で済ませてしまう方が動線として楽です。

チャイナタウン「People's Park Complex(珍珠坊)」入口前の屋台が並ぶ広場
シンガポール・チャイナタウンチャイナタウンの People's Park Complex。土日も毎日営業の両替店が集まる、ラッフルズ閉店時の代替先。

4. 10万円以上換えるなら

両替額が大きくなるほど、レート差は実額として効いてきます。10 万円ならラッフルズ vs チャンギで約 2,400 円差、20 万円なら約 4,700 円差。営業時間内(平日 9:00〜18:00)に行ける旅程なら、ラッフルズに集約する のが定石です。

オーチャードの Mustafa Centre 周辺(リトルインディア寄り)にも優良店があり、24時間に近い時間帯で営業しているので、深夜帯にまとまった金額を換えたい場合の選択肢になります。

リトルインディア「MUSTAFA CENTRE」の夜の緑色ネオン看板
シンガポール・リトルインディアリトルインディアの Mustafa Centre。深夜帯まで動くショッピングセンターで、併設の Mustafa Foreign Exchange はまとまった額の両替先として知られる。

損しないために押さえる2つのルール

シンガポールで気をつけるのは、レート以外に2つあります。この2つを押さえるだけで、市内激戦区・チャンギ空港・どちらを選んでも大きく外しません。

  1. 01

    市内ホテル・マリーナベイサンズ内の両替は避ける

    シンガポール市内のホテル両替店は手数料 17.5% 前後、5 万円換えると 8,000 円規模の差が出る水準です。マリーナベイサンズ内の両替店も手数料 5.3% 前後 で、市内激戦区との差が大きく開きます。便利そうに見えても、この 2 つのカテゴリは候補から外す のが基本です。

  2. 02

    表示は「BUYING」の数字が大きい方が有利

    シンガポール現地は 「100JPY = X SGD」 表示が多く、両替商によって BUY / BUYING / SELL の表記が混在します。両替商目線の表示なので、店が日本円を BUYING する数字(=自分が両替して受け取る額)が大きい店ほど有利 です。表示形式が違うだけで損することがあるので、複数店を見比べる時は単位を揃えて確認してください。

出発前にできる準備

シンガポールは チャンギ空港の両替店も市街地に近いレート で、市内激戦区との差も 1 万円あたり約 2 SGD(5 万円換算で約 1,200 円)に収まります。出発前の大量両替は必須ではありませんが、「到着後すぐ Grab や MRT で動きたい」「深夜便で空港の両替店が混んでいるかもしれない」という方は、日本側にも選択肢があります。

ただし 全国展開大手や日本側空港の両替店はチャンギ空港より明確に不利(5 万円換算で 1,100〜2,200 円ほど差が広がります)なので、出発前の選択肢は 郵送両替か Wise に絞るのが現実的です。詳しい比較は日本出発前ガイドで確認してください。

JAPAN DEPARTURE GUIDE

日本出発前 両替ガイド

空港・大手両替店・郵送・現地比較

FAQ

よくある質問

Q1.3〜5万円程度の両替で、市内のどこを選ぶか迷っています +
A.

滞在地・曜日・時間帯で選んで OK です。ラッフルズ vs チャイナタウンは 1 万円あたり約 0.2 SGD(5 万円で 100 円弱)、ラッフルズ vs チャンギ空港は 1 万円あたり約 2 SGD(5 万円で約 1,200 円)。3〜5 万円規模なら、平日 18 時前に行けるならラッフルズ、それ以外ならチャイナタウンかチャンギで十分です。「市内ホテルは使わない」 だけ守れば大きく外しません。

Q2.シンガポール旅行に必要な現金はいくらくらい? +
A.

シンガポールはキャッシュレス対応が進んでおり、レストラン・ショッピングモール・コンビニ・タクシー(Grab 等)はクレカ・スマホ決済で広くカバーできます。3〜4日の滞在なら 1〜3万円分 で十分なケースが多く、ホーカー(屋台村)・伝統的な市場・古い商店向けの現金として 1〜2万円分あれば安心です。

Q3.チャンギ空港で換えるのは「マシ」程度ですか?それとも本当に良いですか? +
A.

全国展開大手や日本側空港の両替店と比べれば、空港両替としては明確に良いレート です。市内ラッフルズとの差は1万円あたり約 2 SGD(5 万円で約 1,200 円)。これは韓国の仁川 vs 明洞や香港の HKG vs 重慶大厦と比べても抑えられた差です。「空港で換えても大きくは外さない」のがシンガポールの特徴

Q4.ホテルの両替店はなぜそんなに不利なのですか? +
A.

シンガポールの市内ホテルの両替店は手数料 17.5% 前後、マリーナベイサンズ内の両替店も 5.3% 前後 という水準。シンガポール市内中心部に集中する両替商街の競争原理が及びにくい立地で、結果として銀行や激戦区比で割高なレートになりやすい構造です。徒歩 5〜10 分でラッフルズかチャイナタウンに行けるホテルが多いので、わざわざホテルで換える必要はありません

Q5.シンガポールでクレジットカードと現金、どう使い分ける? +
A.

メイン決済はクレカ(Visa/Mastercard)か Grab Pay などのスマホ決済現金はホーカー・市場・古い商店用、というのが標準的な使い分けです。Grab(配車・フードデリバリー) はカード登録で完結するので、タクシー用に大量の現金を持つ必要もありません。Apple Pay/Google Pay も主要店舗で使えます。

Q6.両替にパスポートは必要? +
A.

市内の両替商はパスポート不要 が基本で、現金を出すだけで完結します。チャンギ空港の両替店(UOB・Travelex 等)はパスポート提示を求められることがあります。市内銀行の窓口で換える場合もパスポート必須です。

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