旅する両替手帳 — Field Notes on Travel Currency Exchange
タイ・バンコク中心部 SILOM · สีลม

シーロム

バンコクで両替するなら、
シーロム周辺が第一候補。

レート 2026-06-11

公開 2026-05-24

Parent area

タイの両替

Today's best rate

2,040バーツ/万円

Super Rich Thailand(緑)

なぜ「シーロム」がバンコクの両替で第一候補なのか

バンコクには両替商街がいくつもありますが、「迷ったらシーロム」と言える代表エリアがここです。SuperRich Thailand 本店を中心に、HappyRich など複数のチェーン店が徒歩圏内に集まっており、レート水準は 1 万円で 2,040 バーツ 前後と、為替市場の中値からのスプレッドが +0.2% 程度に収まっています。

シーロム周辺はビジネス街と観光導線が交差する立地で、両替需要が日常的に多く、競争が効いています。BTS サラデーン駅・シーロム駅、MRT シーロム駅から徒歩数分という抜群のアクセスもあって、SuperRich・HappyRich のような主要チェーンが本店クラスを置いています。

参考までに、全国展開大手(Travelex・三菱UFJ ワールドカレンシーなど)や日本側空港の両替店で同じ 1 万円を換えると、もらえるのはおおむね ฿1,790〜1,835 の水準。シーロムとは 1 万円あたり 約 175〜220 バーツ(5 万円換算で 約 4,400〜5,500 円)の差がつきます。タイは現地で換える方が明確に有利、というのが基本構図です。

「市内で換えるくらいなら空港の方がラクでは?」という疑問が出てくると思いますが、スワンナプーム空港の地下1F両替店もシーロムと僅差(5 万円換算で 約 370 円 差)で、こちらも問題ありません。市内で換えるか空港で換えるかは、ほぼ「動線の都合」で決めて構いません。

Conclusion

3行で言うと、こう。

  • シーロムはバンコク市内の代表的な両替商エリア。SuperRich Thailand 本店・HappyRich など主要店が徒歩圏内に集中
  • 全国展開大手・日本側空港の両替店との差は 5 万円換算で 約 4,400〜5,500 円。現地で換える方が明確に有利
  • 路面店は 19 時前後で閉店が多い。深夜便はスワンナプーム空港地下1F、または Wise + ATM が現実的な代替

PICKS

迷ったらこの2店舗

時間がない方は、以下の 2 店舗のどちらかに行けば外しません。SuperRich Thailand 本店HappyRich です。両方ともシーロムの主要チェーンで、観光客の利用も多く店舗運営に手慣れています。レートは 5 万円換算で 約 370 円 差にとどまるため、動線で近い方を選ぶのが合理的です。

RATE COMPARISON

シーロム主要店 vs 市場中値の比較

シーロム周辺には複数のチェーン店があります。本サイトで日次取得しているのは SuperRich Thailand と HappyRich の2店。比較として、為替市場の中値を並べた一覧です。シーロムの主要チェーンは中値から +0.2〜1.0% に収まっており、この比較範囲ではスプレッドが狭い水準です。

シーロム代表2店 + 市場中値

レート 2026-06-11 12:24

Real rate comparison

店舗 1万円→バーツ 評価
Super Rich Thailand(緑) 2,040バーツ 🤩
HappyRich Exchange 2,025バーツ 🤩
Wise(中値レート) 2,051バーツ 🤩

50,000円シミュレーション

5 万円を換えると、シーロムの SuperRich Thailand と HappyRich では受け取り金額にほぼ差がありません(差は 約 370 円)。一方で全国展開大手や日本側空港の両替店で同じ 5 万円を換えると、もらえるバーツは 約 875〜1,100 バーツ少なくなる計算(5 万円換算で 約 4,400〜5,500 円 の差)。シーロムまで地下鉄で数駅、その差は十分に取り返せます。

Best

10,200

Super Rich Thailand(緑)

Worst

10,125

HappyRich Exchange

シーロムの両替商ガイド

ここからはシーロム周辺で押さえておきたい主要店を、上位 2 店を厚めに、その他の有力店を簡潔に解説していきます。SuperRich Thailand 本店HappyRichがシーロムの代表格、SuperRich 1965 も同水準で日によってはトップタイ、というのが基本構図です。

★ #1 PICK

SuperRich Thailand 本店

SUPERRICH THAILAND · ซุปเปอร์ริช

シーロムで迷ったらまずここ、と言えるバンコクの定番チェーン本店。緑色の看板が目印で、市内の各駅から数分圏内にある旗艦店だけあって、店舗が広くスタッフも両替慣れしています。日本円・米ドルともに為替市場の中値に近いレートを安定して出していて、日によってはシーロムでトップタイになります。

営業は 9:00〜18:00、土日も同じ時間で開いているので、週末の旅行者でも計画しやすい店舗です。混雑することもありますが、店内が広めなので回転は速め。両替後はその場で札束を確認できる導線になっています。

レート表示は店頭の電光掲示板で常に出ているので、入店前に当日のレートを確認できます。日によって SuperRich Thailand と SuperRich 1965 で僅かにレートが入れ替わることがあるので、両店が近い距離にあるなら見比べると確実です。

住所
ラチャダムリ通り近郊(チットロム駅・サラデーン駅周辺)
アクセス
BTS「サラデーン駅」または「チットロム駅」徒歩5分圏
営業時間
9:00–18:00(土日も営業)
レート
2,040バーツ/万円
公式
www.superrichthailand.com から動的取得

★ #2 ALTERNATIVE

HappyRich Exchange

HAPPYRICH EXCHANGE · ห้างเอ็กซ์เชนจ์

黄色い看板が目印のチェーン。シーロムだけでなく、スワンナプーム空港の地下1F両替コーナーにも出店しています。レートは SuperRich と並ぶシーロムの代表格で、市内と空港のどちらでも同水準を出してくれるのが強み。

シーロム周辺では複数の小型店舗を展開しており、SuperRich 本店が混雑している時の すぐ近くの逃げ道として頼れる存在。レートはほとんど変わらないので、待ち時間で選ぶのが合理的です。

公式サイトに当日レートが掲載されており、出かける前にスマホから確認できるのも便利な点。空港から市内へ移動する前に「市内で換えるか、地下1Fの HappyRich で換えるか」を即決できます。

住所
シーロム周辺(複数店舗)
アクセス
BTS「サラデーン駅」または MRT「シーロム駅」徒歩圏
営業時間
9:00–19:00(店舗により変動)
レート
2,025バーツ/万円
公式
www.happyrich.co.th から動的取得

OTHER SHOPS · シーロム周辺の有力店

上位2店が混雑している時の代替候補。レートは上位2店から僅かに(1万円で5〜10バーツ程度)落ちる程度で、十分に良い店舗です。

3

SuperRich 1965 本店

オレンジ系の看板で展開するもうひとつのSuperRich。SuperRich Thailand との直接の関係はなく、ライバル関係にある別チェーンですが、レートは常に拮抗しています。日によってこちらがトップタイになることもあるため、比較対象として覚えておくと外しません。

9:00–18:00 · ラチャダムリ通り

4

Vasu Exchange

シーロム・パッポン地区で長年営業している老舗系。SuperRich と僅差のレートを維持しており、現地常連にもファンが多い店舗です。営業時間は店舗ごとに異なるので、Google Maps で当日の時間を確認してから向かうのが確実。

店舗により変動 · シーロム・パッポン周辺

5

SIAM EXCHANGE

シーロム周辺と隣接エリアに小規模店舗を持つ両替商。レートは1万円で5〜10バーツほど上位2店から落ちるものの、SuperRich や HappyRich の混雑時に「すぐ換えたい」場面では頼れる選択肢です。

店舗により変動 · シーロム・サラデーン周辺

ACCESS

アクセス・行き方

シーロムの両替商街は、BTS(高架鉄道)か MRT(地下鉄)で行くのが一番簡単です。

**BTSスクンビット線「サラデーン駅」または BTSシーロム線「チットロム駅」**で下車、ラチャダムリ通り方面に出ると、SuperRich Thailand・HappyRich の本店クラスが徒歩5分圏に集まっています。1駅範囲に有力チェーンがほぼ集約されているので、看板を見比べながら歩いて選べます。

もうひとつのルートは MRT「シーロム駅」。BTSサラデーン駅と地下で接続しており、こちらからも徒歩圏内です。スクンビット側のホテルからアクセスする場合はBTS、チャイナタウン・カオサン方面からはMRT、という使い分けがしやすい立地です。

スワンナプーム空港から直接シーロムへ向かう場合は、ARL(エアポートレールリンク)で「マッカサン駅」乗換、MRTでシーロム駅まで45〜60分。タクシーでも空港から30〜45分(渋滞次第)で到着できます。

[ Google Maps 埋込予定 ]

サラデーン駅・チットロム駅周辺

営業時間と混雑のコツ

シーロムの両替商の営業時間は、おおむね 平日9:00〜18:00、土日もほぼ同じ。HappyRich など一部の店舗は 19時前後まで対応しています。深夜営業の店はほぼ無いので、夜遅くの両替は基本的に難しいと考えてください。

混雑のピークは 平日の昼休み(12:00〜13:30)と、夕方17:00以降。前者はビジネス街の常連が、後者は観光帰りの旅行者が集まる時間帯です。

逆に 空いているのは平日の午前10:00台と、15:00〜16:00。少しでも待ちたくない方は、この時間帯を狙うとサクッと両替できます。

⏰ 1日の混雑度

09:30
空いてる
12:30
混雑
15:00
空いてる
17:30
普通
18:30
閉店間際

CAUTIONS

知っておきたい5つの注意点

シーロムは現地で最良クラスとはいえ、ちょっとした落とし穴もあります。「行ってから後悔した」を防ぐための5項目です。

  1. 01

    モール内・ホテル内の両替店は別物

    シーロム周辺のモール内・ホテル内にも両替店がありますが、路面のチェーン本店と比べて 1 万円で 50〜100 バーツ落ちることがあります。便利さに引かれず、まずは BTS 駅から徒歩 5 分圏の路面店をチェックしましょう。

  2. 02

    千円札・五千円札はレートが落ちる傾向

    タイの両替商は、一万円札以外の小額紙幣はレートを 1〜2%下げることがあります。両替する金額は、できるだけ一万円札に揃えてから来ましょう。日本側で1万円札に整えてから出発するのが手堅い準備です。

  3. 03

    まとまった金額は午前中が確実

    店舗の現金在庫の関係で、まとまった金額(特に20万円以上)は午前中の早い時間が安全です。夕方の混雑後だと「在庫が薄くて他店へ」と言われるケースもあります。土日は特に在庫が動きやすいので、早めの来店が安心。

  4. 04

    両替後に紙幣の枚数を必ず確認する

    受け取ったらその場で 目の前で札束を数え直す のがマナーかつ自衛策。お店の人もそれを当然のこととして待ってくれます。万一の枚数違いがあった場合、その場での確認で解決できます。

  5. 05

    パスポートの提示を求められる場合がある

    タイは韓国ほど厳格ではありませんが、店舗や金額によってはパスポート提示を求められることがあります。コピーで通る店もあれば原本を求める店もあるため、両替の日は原本を持参しておくと確実です。

ALTERNATIVES

シーロムに行けない時の3つの選択肢

「市内に出る時間がない」「夜遅くに到着する」「両替の手間自体を省きたい」——そんな方には、シーロム両替の代わりになる選択肢が3つあります。

1. スワンナプーム空港の地下1F両替店

タイの空港両替で動線上もっとも合理的な選択肢で、シーロムとほぼ同水準のレートを出します(市内との差は 5 万円換算で 約 370 円)。営業は概ね 5:00〜24:00 と長めで、入国直後から 24 時近くまで使えるのが強み。到着フロアの両替店は割高なので素通りし、地下鉄 ARL 乗り場のあるフロアまで降りるのがコツです。詳しくは スワンナプーム空港の両替 で解説しています。

2. 出発前に外貨両替ドルユーロで郵送両替

「現地で両替する時間が惜しい」「タイ到着後すぐタクシーに乗る」という方には、出発前の郵送両替も手段の 1 つ。外貨両替ドルユーロ はオンライン申込で自宅に届くサービスで、全国展開大手や日本側空港の両替店と比べて明確に有利(5 万円換算で 約 2,200〜3,400 円 の差)です。シーロムには及びませんが、空港経由のみの旅行ならこちらで完結する選択肢になります。

3. Wise デビットカード(現金最小化派の保険)

Alternative · For frequent travelers

Wise デビットカード

タイは大型店ならカード決済が広く使えるものの、屋台・市場・タクシー・地方移動では現金が必要な場面が残ります。Wise は為替市場の中値に近いレートで両替できるため、シーロムの主要チェーンとほぼ同水準のコストで現地 ATM から現金を引き出せます。引き出し手数料無料枠は公式サイトで最新情報を確認(タイ側 ATM の現地手数料 ฿220 程度は別途発生)。**「シーロムまで行ったけど閉店時間を過ぎた」「夜中にどうしても現金が要る」**という保険として、現金派の旅行者にも一枚あると安心です。

FAQ

よくある質問

Q1.バンコクでクレジットカードはどれくらい使えますか? +
A.

観光客向けのレストラン・百貨店・ホテルではほぼ問題なく使えます。ただし屋台・市場・トゥクトゥク・タクシー・ローカル食堂・地下鉄の券売機などは現金限定が多いので、最低でも1日あたり1,000〜2,000バーツの現金は手元に持っておくと安心です。

Q2.両替はいくらしておけば足りますか? +
A.

バンコク中心部での3〜4日の滞在なら、3〜5万円分のバーツを両替しておけば十分です。クレジットカードと併用するなら、もう少し少なくても回ります。足りなくなったらシーロムや空港の地下1F、Wise+ATMで追加調達できます。

Q3.シーロムと空港、どちらで両替するのが得? +
A.

ほとんど差はありません。シーロムの方が 1 万円で 約 70 円(5 万円換算で 約 370 円)有利ですが、ATM やタクシー代を考えると五分五分。到着便の時間と動線で決めて構いません。23 時以降到着で空港地下1Fも閉まっている場合は、翌朝シーロムで両替するのが自然な流れです。

Q4.日本語は通じますか? +
A.

シーロムの主要両替商(SuperRich Thailand・HappyRich)には簡単な日本語が通じるスタッフが時々います。日本語非対応の店舗でも、両替は数字のやり取りが中心なので、紙に金額を書いて渡せば確実に処理してもらえます。

Q5.日本側でタイバーツに換えてから行くのは? +
A.

おすすめしません。全国展開大手や日本側空港の両替店で換えると、シーロムや空港地下1Fと比べて 1 万円あたり 約 175〜220 バーツ不利(5 万円換算で 約 4,400〜5,500 円)です。どうしても日本側で先に換えたい場合は、郵送型の 外貨両替ドルユーロ が、全国展開大手・日本側空港の両替店と比べて明確に有利な水準です。

Q6.ATM での引き出しと両替商、どちらが得? +
A.

普通のクレジットカードの海外キャッシングは手数料が高く、シーロムの両替商の方が有利です。ただし Wise デビットカードなどは為替市場の中値に近い水準で引き出せるため、別の選択肢になります。タイの ATM は現地手数料 ฿220 程度を取る点は計算に入れてください。

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